グリーフレター

皆様こんにちは。

お元気でお過ごしのことと思います。

ゴールデンウィークはいかがだったでしょうか?

本学は5月から本格的に病院実習が始まりますので、私は県外はおろか近所に買い物に出る程度で自粛の毎日でした。

看護学科には病院実習があります。今年度は病院に入る条件として2週間前より県外移動は禁止されています。もちろん不要不急の外出自粛です。

4年生にとっては学生最後のゴールデンウィークでしたが、不要不急の外出自粛で少し悲しいものとなってしまいました。

次回のannaの会は5月末か6月上旬を考えていますが、状況によって開催していきたいと思っています。

そこで、次回皆様に紹介しようと思いっていたことをブログにあげたいと思います。

水澤都加佐、スコット・ジョンソンと言う方の書いた「悲しみにおしつぶされないために」という本の中でグリーフレターを紹介しています。このグリーフレターは亡くなった方へのお手紙になります。書いた後にそっとしまっておくのも良いし、故人へ読んで聞かせてあげても良いでしょう。またご家族お一人お一人がそれぞれに書いた手紙を皆で読み合っても良いでしょう。

そうして大切な人への思いを誰かと共有することもとても大切なことです。故人との思い出を日頃語ることができなくても、手紙の中で話すことができると思います。もちろん誰にも見せなくても良いとも思います。

何年か後に、もう一度読みなおしてみてもまた違った思いに気づかされるかも知れません。

書き方ですが、こんな順番で書いてみてください。

1番最初に「ありがとう」を書きます。亡くなった大切な方へ ~してくれてありがとうを好きなだけ書きましょう。

2番目には「ごめんなさい」を書きましょう。亡くなった大切な方へ ~してごめんなさいを書いていきましょう。

3番目には「怒っていること」を書きましょう。亡くなった大切な方へ ~の時すごく怒りました。怒っていました。など思い出をさかのぼって書いてみましょう。「どうしてあの時あんなことをしたの?あの時はすごく怒ってたのよ。」などなど。

4番目には「残念に思うこと」を書きましょう。亡くなった大切な方へ ~でとても残念です。

「~なことがすごく悔しいです。」「~だったから残念でなりません。」など残念なこと、悔しいことなどを書いてみましょう。

そして最後には「さようなら」と書きましょう。

手紙を書くことで、自分の気持ちを整理することができます。

今の自分の気持ちと向き合うことで何かが見えてくるかもしれません。

一度書いてみてはいかがでしょうか?

                                   つくば国際大学 塙恵子