NHK(いば6)の取材が終了しました。

皆様こんにちは。

すっかり秋らしくなりましたね。秋は、食欲の秋、読書の秋など様々ですが皆様はどのような秋を過ごされるのでしょうか?

私は食欲の秋ですが、職業柄読書も仕事の内ですので読書の秋でもありますね。

さて、10月9日(土)無事にNHK水戸放送局(いば6)の撮影が終了いたしました。

撮影にあたりご協力いただいきましたお父様、お母様方に深く感謝いたします。

ありがとうございました。

皆様の声が茨城県内に届くことで、一人でも多くの方の心のケアに繋がればと思っております。

以前にもお話をしましたが、茨城県は「Sanaの会」の様な子どもを亡くされたご両親はじめ、ご家族の方々をケアするグループが

確認できない状況です。あるとしても、探し当てることに難渋する状況です。

 茨城県は、令和2年度の子ども(0歳~19歳)の死亡総数が108人に及びます(茨城県HPより)。近々の5年間を通して見ますと

700人近い数の子ども達が亡くなっています。茨城県HPでは亡くなった子どもの死亡原因は開示されておりませんが、全国的な統計によりますと、赤ちゃんの時は先天的な病気や窒息などの事故が多く、保育園や小学校低学年になると圧倒的に交通事故での死亡が多くなります。小学生以上では、交通事故だけでなく、小児がんなどによる死亡も増加します。

このような現状の中で、この「Sanaの会」が意味すものは非常に重要なものであり、社会的に大きな意義をもつものと考えております。私が蒔いた一粒の種は、まだ芽を出したばかりの弱々しい新芽でしかありませんが、いつの日か新たな種を作り、茨城県全体に広がることを願っております。そしてそのグループ同士が繋がっていくことで、茨城県全体に、グリーフケアネットワークが作られていくようにこれからも啓蒙活動を行っていきたいと考えております。

                                    つくば国際大学 塙恵子